レース会場入り~レース中のワンポイントアドバイス
ゴール~レース後(搬送のこと<水戸しのぶ 著>)/レース会場入り〜レース中のワンポイントアドバイス
レース会場入り~レース中のワンポイントアドバイス
ゴール後
制限時間ギリギリでもゴール出来れば鉄人です。ストロングマンです。アストロマンです、アイアンマンです。バラモンです。余韻に浸りながらホテルへ戻りゆっくりと風呂に浸かり、体をいたわってあげて下さい。
出来ればストレッチ等をして体をケアしたい所ですが、焼き肉食って酒飲んで寝ちゃうのが一番気持ちいいです。とにかく寝ちゃいましょう。
レース翌日
バイクをピックアップして梱包して帰路に付きます。
バイクやトランジットバックをピックアップする時、バーコードの付いたリストバンドをしていないとピックアップをさせてもらえない場合があります。バーコードの付いたリストバンドは帰路につくまでしておいて下さい。
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レース後のダメージ
レース後のダメージですが、出場回数を重ねるに従って早めに回復するようになって来ました。
始めの頃は、レース後1週間くらい筋肉痛があったのですが、最近は3日目には殆ど筋肉痛が無い状態です。
しかし、2〜4週間は体の芯に疲れが残っているようで、ちょっと階段を上がるだけでもかなりキツい事があります。慣れるまでは4週間、慣れて来たら2週間は練習等を控え、ゆっくり体を休めてあげて下さい。
フルマラソンでも同様なのですが、長距離を走ると足の爪が死んでしまいしばらくするとはがれて来ます。慣れてくるとはがれにくくなりますが、筆者もいまだにはがれる事があります。
搬送のこと<水戸しのぶ 著>
私は昨年、ラン35K地点で倒れ込み、意識朦朧となり、低体温、過呼吸にて救急搬送となりました。
病院にて低体温、過呼吸はすぐに改善されましたが検査により 両肺に陰影により肺炎の疑い→経過から海水吸引によるものだろうと診断BNP値(通常20ぐらい)が314と異常値を示しており、心不全の疑いにより緊急入院となりました。
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本来ならば、家族に来てもらい病状説明、治療方法や、入院手続きをするのだが遠方ということもあり、ドクターより電話にて説明、保険に関しては医局と自分の健保組合と話していただけ、保険診療、支払いは後日振込みにて対応してくださりました。
一番困ったことは、レース中だったため、お金、携帯を持っていないこと! その他にも、バイク、ギアバックのピックアップ、ホテルのチェックアウトなどありましたが、チームメイトがすべて対応してくれ、大変助かりました。 エアーに関しては、航空会社に事情説明し、診断書持参で振替にてチケット手配出来ました。
家族への連絡は搬送時に事務局より、緊急入院したとの一報連絡は入っていました。しかし、心不全と聞かされ、かなりの心配と不安な時間を過ごしたようです。翌日、やっと連絡が出来て元気な声に一安心したようです。
その後、BNP値の経過は、3日目にはほぼ正常値に下がり、心臓エコーも異常なく、トライアスロンにて強度な負荷がかかったことによる一過性のものと判断され、3日目に退院する事が出来ました。つくづく思ったことが、本当に過度なスポーツをしているのだということ。こんな状況になり大変心配をかけましたが、現在も家族のあたたかいサポートによりトライアスロンを続けられることに感謝しています。
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こちらのコンテンツを当サイトで加筆、修正しながら紹介しています。
じわりと中身を公開して行きますので、のんびりおつきあいください。急いで読みたい方はAmazonでご購入を!
バイク~ラン/レース会場入り〜レース中のワンポイントアドバイス
レース会場入り〜レース中のワンポイントアドバイス
バイク
トランジットでは水分補給の他にコムレケアを一包。
腰や首が痛い方は、ロキソニンや痛み止めの座薬等をここで仕込みます。(筆者は使った経験がありません)
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白線の上を走る
バイクはひたすら漕ぐのですが、少しでも楽に走るワンポイントアドバイスとしては、白線等のペイントされた上を走ります。端で危険な場合はダメですが、安全に走れる場合は積極的に白線の上を走りましょう。転がり抵抗がメッチャ低く20%位パワーの節約になります。スピードもグンと乗って来ます。
バイクはドラフティング禁止なので、がんばって自力でゴールしましょう。
ラン
ランの前にもコムレケア一包
ランもひたすら走ります。誰かの後ろに付くのは有りです。自分と同じペースかちょっと早そうな方の後ろに付くと、いい感じで走れます。空気抵抗とかあまり関係ないのですが、気持ち的に引っ張られるようです。
15分走り
最後のラン競技。バイクパートを制限時間ギリギリで終えた場合、ランに残された時間は6時間くらい。1キロあたり8分30秒で走れば間に合うのですが、それではエイドに寄ったりちょっと休む為に歩く時間がありません。
2キロ毎にエイドがあり、そこで1分ずつ休むとなると21エイド。21分の余裕が必要です。1キロ8分で走れればギリギリ完走となります。
しかし、ラン競技も折り返しになると思考能力が弱って来ます。1キロ8分を計算出来る程頭が回りません。そこで筆者が編み出したのが15分走り。
※ 1キロ毎に表示のある大会(宮古島大会)等でしか使えないのが難点です。GPSウオッチ等を持っていれば、何処の大会でも出来そうです。
ラン競技を15分単位で考えます。15分単位なら1時間で4単位。考えやすいです。
1キロ7.5分で走るのですが、もう少し速く走る。そうすると2キロを14分とかで走れたりした場合、15分が終わるまでご褒美で歩きます。次の15分が始まるとまた走り出します。今度のブロックは2キロの始めを歩いているので、少し距離が短いです。また2キロを過ぎた時に、次の15分まで歩きます。
深く考えずに、15分刻みで2キロ。早く2キロを終えれば、ご褒美の歩きです。
これを繰り返し、エイドでしっかり休みます。
時間的には5時間40分くらいで競技を終える事が出来ます。多少ハプニングがあっても20分の余裕があれば安心です。
コーラは最後の切り札魔法の水
コーラには糖分やカフェインが含まれているので、コーラを飲むと血糖値をグンとあげてくれカフェインでちょっとハイになります。
バイクやランの前半で飲んでしまうと、血糖値を維持する為にその後もずっと飲み続けなければならなくなってしまいます。ランも後半になってちょっと心がしんどくなって来たら、コーラを口にします。コーラと水を貰い5対5位で割って飲みます。時には、水で薄めたコーラでおにぎりを流し込みます。
コーラは最後の切り札です。
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スイム/レース会場入り〜レース中のワンポイントアドバイス
レース会場入り〜レース中のワンポイントアドバイス
スイム
レースのスタートが近づきます。スイム嫌ですがこの緊張感は格別な物です。
3、2、1、フワァ〜〜〜〜〜ンと号砲が鳴り響きます。でも・・・あのラッパみたいなの。号砲って言うのか?等と毎回考えながら海に入って行きます。
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バトルを避けるテク
とにかくバトルを避けなければなりません。レース早々バトルに巻き込まれ痛い思いや苦しい思いをしたくありません。酷い時には棄権をしなければならない事もあります。
まず、一番後ろから入水する。これ鉄則。ウエーブスタートだろうがなんだろうが一番後ろです。加えて次のコーナーになるべく遠い所から入水です。皆コーナーめがけて泳ぎますので、密集具合が高くなります。すこしでも空いている所を泳ぐ為になるべく遠い所を選んで下さい。
泳ぎ始めたら、ブイやロープからやや離れた所を泳ぎます。たまにライフガードの方達が寄って来て「大丈夫ですか?」と聞かれちゃいますが、大丈夫なんです。ここが良いんです。とOKサインを出して泳ぎます。
コーナーのブイは2〜3m外を回ります。2〜3mが密集地帯。ちょっと余分に泳いでも良いんです。バトルは絶対に避けなければなりません。
スイムでのドラフティング
バトルは避けるのですが、とにかく楽に泳いでおきたい。これから先の為に、少しでも力を温存させたいのです。スイムも半分を過ぎると密集度が低くなります。なんとなく皆においてかれてしまって寂しい感じがしないでもありませんが、自分が選んだ道です。迷わず進みます。
だんだん回りの様子が分かってくるので、ヘッドアップをして回りを観察します。曲がって泳いでいる奴は誰だ?きちんとヘッドアップをしてまっすぐ泳いでいる奴は誰だ?と。
まっすぐ泳いでいる選手を見つけたら、全速力で近づき後方30度圏内に潜り込みます。ドラフティング開始です。これまでドラフティングをされた事が無い方がいましたら、是非試してみて下さい。だいたい60〜70%くらいの力加減で泳ぐ事が出来ます。抵抗が無いってのは凄い事です。
せっかく後ろに付いても、曲がり始める場合もあります。そしたらその選手とはさようなら。またヘッドアップして回りを確認しながら新しい選手を探します。標的を見つけたら全速力です。そうこうしているうちにスイムが終わります。
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シャワーはしっかり
スイムアップすると水のシャワーがあります。ここでしっかりと海水を落としておきます。後に塩で擦れて来たらとっても痛いからです。人より余分に時間を使って洗い流す位で良いです。
筆者の場合、ウエットスーツの下にはバイクジャージを着ている場合が多いので、余計にしっかり洗い流すようにしています。あれ?ここで洗い流す時間取るなら、着たままスイムしないでトランジットで着る方がよいかも・・・と今更ながら気付きました。
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レースの前日~レース会場入り/レース会場入り〜レース中のワンポイントアドバイス
レース会場入り〜レース中のワンポイントアドバイス
レースの前日
レースと同じ時間にスイム会場に行き試泳をします。同じ時間にするのは、潮の流れを確認するためです。もちろん翌日のレースの時には全く違う潮になっている場合もありますが、ここで潮の具合を確認しておく事で翌日のレースへの対策を立てる事が出来ます。
なんて書いても、制限時間ギリギリなので一生懸命泳ぐって対策しか立てられませんが。
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バイクを前日預けに行きます。バイクにはバイクボトルやジェル等を装備します。ボトルの中身は当日でも良いですが、ジェル系のセットは前日終えておいた方が楽です。ジェルはフレームのトップチューブにセロハンテープで切り口を抑えるようにして固定して行きます。これでジェルを取った時に口が開いているので、食べやすくなります。


この日の食事は朝からちょっと炭水化物多めに摂りたいです。カーボローディングって奴です。少し多めに炭水化物を入れ、明日のレースに備えます。
夜はなるべく早めに寝ます。お酒は原則無し。寝付けない場合はほんの少量だけにしておいて下さい。翌日は朝3時起きになりますので、21:00には寝たい所です。
宿泊施設によっては、トライアスロン当日の朝食は3:00〜とか、4:00〜とか出してくれる所もあります。宿泊施設にチェックインをする時に聞いておくと良いです。
早く出してくれない場合は、コンビニ等で朝食を買ってから就寝しましょう。
足がつりやすい人は、寝るタイミングでコムレケア(薬)を一包飲んでおきましょう。
レース当日
さて、いよいよレース当日。朝は3時に起床し、食事を摂ります。ここでの朝食は凄く大事。スイム〜バイクへのエネルギー源になります。このタイミングでもコムレケアを一包。
食事が終わったら会場へ行かなければならない時間まではトイレに入ります。とにかく出るだけ出す。12時間以上運動し続ける訳ですから、後で出したくなります。どれだけここで絞り出せるか?が今日のレースの優劣を決めるくらい大事な事です。くどいですが、ギリギリまでトイレで出して下さい。
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レース会場入り
レース会場に入ったら、まずは最終選手受付を済ませ計測チップをもらい足に巻き付けます。加えて腕にナンバーを書いて下さい。腕にナンバーが書かれると、トライアスロンしてるなぁ〜って実感する事が出来ます。
しなければならない事が終わったら、バイクの最終整備です。空気入れをつかって空気のチェックをします。前後とも8気圧くらい。次はバイクボトルに水分を入れます。筆者の場合ハンドルに一つ。フレームに一つ、サドル後ろに一つの合計3つボトルがあります。ハンドルの所には、薄めたスポーツドリンク。フレームは水(飲んだりかけたりします)。サドル後ろはお茶か水。ここで水を入れてもスイムから帰ってくるとお湯になっていますが。
バイクの準備が終わったら、ウエットスーツを着込みます。ウエットスーツの首回りにワセリンを塗ります。それが終わったら、ゴールでもらうバッグに空気入れや、履いて来た靴やサンダル等を入れ、大会側に預けスイム会場に行き入水チェックを行います。
スイムが苦手な筆者は、ここではあまり泳ぎません。一度海水に浸かるだけです。それで良いのか?う〜ん。気が乗らないのでそれでもいいのです。
※次回はスイム~のワンポイントアドバイスです!
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選手説明会~レースの前々日/レース会場入り〜レース中のワンポイントアドバイス
レース会場入り〜レース中のワンポイントアドバイス
レース自体は日曜日に行われる事が殆どなので、基本スケジュールとしては
木:昼〜夜に現地入り
金:選手受付、選手説明会参加、コース下見、大会パーティー参加
土:試泳、バイク預け
日:レース
月:バイクピックアップ、アワードパーティー、帰る
こんな感じになります。
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各大会の開催地では、トライアスロン系の物、特にバイク系の物を売っている店が無いので、ペダルを忘れたとかホイールを忘れたとかに気をつけて下さい。レース会場にはバイクのパーツ屋さんも来て出店をしていますが、基本は売れ筋の物しかおいていません。
また、レース会場で販売している商品はお買い得なのでつい買ってしまうのですが、新しく買った物をレースで使う事は極力避けて下さい。慣れない物はロングトライアスロンでいきなり使うと、思っていた以上のダメージを受ける事があります。「レースの時に新しい事はしない」が鉄則です。
選手説明会
選手説明会には必ず参加をしなければなりません。これに参加しないとレースに出る事が出来ません。たいてい選手説明会の前に選手受付を行います。選手受付をすますと、バーコードの入ったリストバンドをしてくれます。参加選手ですよ。って事が解ったり説明会にしっかり参加したか?のチェックだったり、バイクピックアップ時の本人確認に使ったりしますので、レース絡みの行事が全て終わるまで外さないでおきましょう。
リストバンドをしているとサービスしてくれる居酒屋があったりしますので、大会関係者側にチェックしてみて下さい。
レースの前々日
金曜日。まだレースまで時間があります。軽い運動やコースの下見をします。夜の食事はあまり気にせず普通に摂れば良いです。宮古島大会の場合は「ワイドーパーティー」という選手説明会、開会式をかねたパーティーが催されます。宮古島の美味しい物やオリオンビール等が振る舞われます。泥酔する程飲むのは良くないですが、普段と同じ量であれば問題ありません。
しかし、翌日の朝試泳するつもりであれば、お酒は控えた方が良いでしょう。
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